ALIVE [HIROMI INAYOSHI CI]

Concept of HIROMI INAYOSHI CI

HIROMI INAYOSHI CI

稲吉紘実のCIデザインのすべてはマークに集約される。

マークとは企業・団体[Corporate]の内なる肖像[Identity]である。
故にCI[Corporate Identity]とはマークのことなのだ。そして、稲吉紘実の
デザインするマーク[CI]はその企業、団体、個人のIdentity
そのものを極限までミニマムに、美しくカタチにし、CI展開するのである。
それは目には見えない、その対象の内なる本質をシンボライズし、
目に見えるように、未来をもビジュアライズするのである。それこそが
稲吉紘実のマーク-CIデザインの真髄なのだ。

稲吉紘実

MESSAGE

稲吉紘実のALIVEのマークは絵であり、
ALIVEのCIは芸術である。

CIルネッサンス委員会が、1996年11月に開催した
第一回新世代CI展「稲吉紘実 VS 太田岳」
はデザイン業界のみならず、社会的に大きなNews
になった。それはデザイナー自らがクライアント
[公共団体、非営利団体]を新聞、雑誌で
公募し、選出。そして、私と太田岳氏が選出した
2団体のCIを展覧会で競作。来場者や委員会
メンバーの審査を経て、決定されたCIを各団体に
無償で提供するという、世界でも初めての
試みであった。それに、なんと100団体を超える
応募があり、またこの試みが日経新聞紙上
カラー一面で、記事になるという社会現象も起こり、
業界自体にも大きなインパクトを与える
ことになった。この試みから選出された団体の
一つが、ALIVE - 地球生物会議という
「生き物との共生」をテーマに様々な社会活動を
行う民間団体であった。私自身、以前より
生き物[動物、植物、昆虫、魚類等]と人間との
共生については、いろいろ考えを持っていた
こともあり、ALIVEのCIを創ることは、デザイナー
として大きな意義を感じるものであった。
「生き物と人間の共生」をテーマに、私自身の潜在
意識の中にある生き物に対する思いを自らの
イラストでストレートに表現することから始まり、
形式的なマークに捕われることなく、無限に
描き続けることをコンセプトに時間を超えたCI展開
を試みることにした。複雑なイラストを描き、
それををさらに精緻化していく作業は大変な労力で
あったが、まさに「マークは絵であり、CIは芸術
である」との私の提唱するCIそのものとなり、
ALIVEマーク-生命の曼荼羅が誕生した。また、CIで
アプリケーションと共に欠かせないアイテムは
ポスターで、特にCI発表と同時にそのCIをイメージ
ポスターに展開することが必要である。ALIVEの
CIポスターは動物園に飼育されている動物をテーマに
4種類制作したが、ALIVEマーク-生命の曼荼羅の
自由な展開方法をこれらのポスターの中で提示した。
単に、マークとしてポスターの端に置くのでは
なく、ポスターのビジュアル[写真]とシンボル
マーク[イラストレーション]がコラージュの
様に融合することにより、ALIVEのCIが持つ、無限の
可能性を強いメッセージと共に、芸術的に、
社会へ伝達できたのではないかと思っている。

稲吉紘実

SYMBOL MARK

NPO ALIVEのCI

NPO ALIVEのシンボルマーク

ALIVEのCIは、人類と生きとし生きる
物の共生をコンセプトに、自らの時間を超越して
描き続けることで、共生への祈りを象徴化した
究極の芸術形態 -マークである。

POSTER SERIES

NPO ALIVEのポスターシリーズ
[4点のうち2点]

稲吉紘実のイラストレーション[ビジュアル]で
シンボライズしたALIVEのポスターシリーズは、
第76回ニューヨークADCアドバタイジングポスター
部門で、CIルネッサンス委員会のポスターと
共に、日本人としては初めて2つの金賞を受賞する
という栄誉を得た。

APPRICATION DESIGN

Application Design of NPO ALIVE:
Corporate Stationery

Visiting Card
Letterhead
Envelope

IMAGES